海老原一司のBlog -論理思考講師とプロマネとエグゼクティブコーチ

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論理思考に必要なことは将棋が教えてくれた

◆将棋に、はまった子供時代

小学校から中学校にかけて、私は将棋にはまっていた時期がありました。

学校の休み時間はもちろん、家に帰っても将棋を指します。相手がいなければ、先手と後手、一人二役で指すことも。
おかげで、かなり上達し、小学校、中学校とも学校で一番強かったと思います。

将棋はある程度上達すると、先の手を読むことが重要になってきます。
自分がこうしたら、相手がこうする。それに対して、また自分はこうする・・
はじめのころは、まず自分、相手、自分で3手の読み。レベルが上がってくると、5手、7手、9手と読む手の数が増えていきます。

 

将棋で先を読む質と量は、将棋盤が頭の中で、どれだけ鮮明に想像できているか?に依存します。上級者は、頭の中で盤面をシミュレーションしています。


◆論理思考に必要なもの ~想像力~

 

海老原がロジカルシンキングで中級から上級になるために、必要と思っている能力(の一つ)が「想像力」です。

自分が動いただけで終わりであれば比較的簡単です。しかし、ビジネスでもプライベートでも、多くの物事は相手に説明/納得してもらって成り立ちます。
このとき、ロジカルシンキングを駆使するために重要なのは「想像力/イメージする力」だと思っています。

自分が、こう説明したら、相手はどう感じるか。
納得するか。いやいやながらも受け入れるか、はたまた、見た瞬間に拒否反応を示すか。
これらをいかに場面ごとに相手になりきって、想像できるか。画像やセリフが思い浮かぶほど、深くイメージ、シミュレーションできるか。

どれだけ、どれだけ相手の論理を想像できるか?(自分の論理ではない)いかに相手の立場に思いをはせられるか?が論理的説得成功の分かれ目になります。

海老原は論理思考研修で、メール添削をするときに、「●●さん(メールの受け手)が、このメールを開いたとき、どういう表情になりそうか。どんな言葉をいいそうか想像してください。」と受講者に伝えています。

意図がよくわからず「んっ?」という反応かもしれないですし、「えーっ?」と驚くかもしれませんし、あるいは「面倒くさいな~」と思うかもしれません。



◆ロジカルシンキングと将棋の共通点

想像力、イメージする力。
この辺りの能力は、10年以上のロジカルシンキング添削経験で、かなりあがりました。

しかし、よく思い出すと、私の想像力/イメージする力の原点は、将棋です。
3手ぐらいだと、まだ短期記憶の範囲内です。しかし、先を読む手が5手、7手先となってくると、頭の中に盤面を描き盤面上のコマをイメージの中だけでいかに自在に動かすことが必要です。
将棋の上級者になってくると、「目隠し将棋」といって、コマを見ずに頭の中だけで、最初から最後まで指すことが可能になります。海老原は、中学生のときに初心者相手であれば、将棋盤を一度も見ずに想像力だけで指すことができるようになりました。


ロジカルシンキングと将棋。
大人になって自分の中でつながってきました。
子供の頃、はまっていたのは無駄ではなかった。