海老原一司Blog -論理思考講師×エグゼクティブコーチ

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【子育てに学ぶ学習理論】赤ちゃんの泣き方と対処方法を考える

生まれて間もない子供のいる家庭で、「泣くことにどう対処するか?」というのは、最大の関心事の一つです。

生後1.5ヶ月の娘を、ここ2週間は週末だけ世話してますが、ちょっと考察が進んだので、自分の研究成果をまとめます。

(2011年に書いた記事です)

なお、本考察は、本などで仕入れた知識を総動員しているものの、ほぼ独自解釈であること。まだ、うちの生後1.5ヶ月の娘以外の他の子では試していないことを付け加えておきます。

★赤ちゃんの泣き方2分類


まず、「泣くこと」は、大きく2つの分類がありそうです。
1つは、直接原因のある泣き、もう1つは、直接原因のない泣きです。

◆直接原因のある泣き


生まれてから数ヶ月までの赤ちゃんにおいて、泣く原因は基本「不快」以外にはありません。
※かまってほしいから泣く、とかはまだできない。

また「不快」の原因は、かなり絞られてきます。
病気・怪我などの特殊要因を除くと、定常的には
 1)お腹すいた
 2)眠い
 3)おむつが気持ち悪い
 4)排泄/おならしたい
 5)びっくりした
この辺でしょうか。

●1)「お腹すいた」はかなりわかりやすい。対応すべき時間も結構読めるので、一番対処しやすい原因です。
なお、この際「泣くのが当然」と思われていますが、あとで書く「エレベータの動き」をすれば結構泣き止みます。私の場合は、授乳前も一旦泣き止ませてから奥さんにパスしてます。

●2)「眠い」は、頭では理解はし易いですが、判別は難しい。ここは、私の場合は、まだ修行が必要です。
対処としては、これ単体で対処するというより、他の原因をきちんと対処すれば、自然と眠ってくれるようです。

●3)「おむつが気持ち悪い」は、よく言われる原因の一つですが、実は意外と少ないことが分かって来ました。
最近の紙おむつの進化と新生児であることが原因と思いますが、今のところ、はっきりこれと分かる泣きはほとんど皆無です。

●4)「排泄/おならしたい」は、あまり世間の情報にはでてきませんが、(少なくともうちでは)意外とこれが多いことが分かってきました。
「排泄した」から泣くのではなく「排泄したい」から泣く。
今回、いくら落ち着かせても、またすぐ泣くからおかしいな~と思っていたら、オナラがしたかっただけ、ということが何度もありました(笑)
確か「定本育児の百科」に、「赤ちゃんは、泣くことによって排泄する」という記述があったので、不快を訴える以上の意味があるのかもしれません。

●子供を世話する人にとって最大の難所が5)「びっくりした」です。
何しろ赤ちゃんは、ちょっとしたことで、すぐびっくりします(笑)
生後2,3ヶ月までの大きなびっくり原因の一つが、モロー反射と言われる手足の動きですが、これは消失を待つしかないかな~。
5)の対処方法は、原因により様々ですが、もうちょっと研究したいと思います。

「びっくりする」というのは、頻発かつ読めないので、非常に対処しにくい泣きです。
しかし、1つだけ他の原因にない救いがあります。
それは、「びっくりし続けることはない」ということです。
「お腹が空き続ける」ことは、あっても「びっくりし続けることはない」これは対処にあたって大きなポイントです。

総じて、この「直接原因のある泣き」は「原因を取り除かなければ泣き止まない」ので、如何に原因を早く取り除いてあげるかが重要です。



◆直接原因のない泣き=惰性泣き


直接原因があるわけではなく、泣いているから泣く。
これを、勝手に「惰性泣き」と命名します。
泣き始めたときは、原因がはっきりしていたが、原因がなくなってもそのまま惰性で泣いてしまう。
#自分の小さいころを思い返せば、そういうことは結構あったような。。。(笑)

原因がどうだろうが、泣きは泣き、ですが、この2種類を分けておく意義は大きいと思っています。
つまり、惰性泣きの場合は、対処は、「原因を取り除くこと」ではなく、(そもそも原因がないので)「如何に早く気を紛らわせるか」ということに変わってくるからです。

特に、先の「びっくりして泣いている」だけの場合、早めに対処することによって、すぐ泣き止ませることができます。
惰性泣きは、ほおっておくと(特に原因もないのに)エスカレートする場合も多いので早めの対処が肝要です。

 

赤ちゃんを泣き止ませるには


◆最強の対処方法「エレベータの動き」

 

 

泣いた赤ちゃんに対して、最強の対処方法であり、すべての対処方法の原点だと思っているのが「エレベータの動き」です。
エレベータの動きというのは、「ホワイト博士の育児書」というアメリカの育児研究者が出している本に出ている赤ちゃんを大人しくさせる効果的な方法です。

やり方は簡単。赤ちゃんを抱っこして、膝をカクンとして、ピタっと止める。これだけです。
(赤ちゃんがエレベータに乗っているような感じ)
これをすると、うちの場合、授乳直前のお腹が空いているときも含めて、「ほっ」という感じの顔になり、ほぼ確実に泣き止みます。
原因がある場合は、取り除かなれば、一次対応に過ぎませんが、惰性泣きの場合、原因が弱い場合は非常に有効です。

泣いた場合、泣かないようにする対処方法は、抱っこする、抱っこして揺らす、ドライブに連れて行く、ゆりかご、などなど、たくさんありますが、基本的に原理はすべて同じだと考えるようになりました。
また、私の今までの実験結果(?)からは、横揺れではなく、縦揺れが重要なようです。


●エレベータの動き=リセット

 

いろいろ試してみた結果、私は「エレベータの動き(その他類似の動き)=リセット」であると考えるようになりました。
これは、揺らす=気持ちいい。とはちょっと異なる考え方です。
「気持ちいいから」という考え方だと、大泣きしていても、「エレベータの動き一発」で泣きやむ状況の説明が付きません。
この考え方は、特に惰性泣きの時に有効です。

抱っこについても、「抱っこが気持ちいいいから泣きやむ」ということは、ほとんどないと考えています。
私、奥さん、母含めて、本当に「抱っこだけ」で泣き止んだことは皆無です。
基本的に、落ち着くまでに、何かしら「リセット」の動きをしています。

よって、私は抱っこは、リセットするためである。と捉えてやっています。

抱っこは、人肌が温かいから寝るというのもないことはないですが、基本的には、リセットに一番適した体勢が抱っこであるだけであると。
気を紛らわせる、びくっとしたときに、素早く対処する。すべての不快点を取り去ってやれば、いつしか赤ちゃんは寝ると思っています。